酒粕は体に良いものだということは、多くの方に知られている事実かと思いますが、
酒粕は、美容に良いという事もご存じでしょうか?
今回は酒粕の美容効果についてご紹介していきます。
酒粕とは
まずは、酒粕のことをあまり知らないという方の為に、
酒粕とは一体何なのかという所についてご紹介していきます。
酒粕とは、日本酒を作る時にできる副産物で、発酵食品の一つです。
原料の蒸米に酒母、麹、仕込み水を入れて糖化と発酵でもろみを作り、
圧力をかけて絞ると日本酒ができます。
そこに残った白色の固形物が、酒粕とよばれます。
酒粕には豊富な栄養素が含まれるうえ、天然のものなので安心感があります。
直接お肌に塗ってパックをするなど、美容法としての使い方もあることが特徴です。
なかには、アンチエイジング効果を期待して、酒粕を摂取する方もいます。
酒粕の美容効果
酒粕の美容効果として代表的なものをご紹介します。
〈美白やくすみ改善〉
肌のくすみの原因は、しみやそばかすの元になるメラニンの生成と沈着です。
酒粕に含まれるアルブミンや遊離リノール酸は、メラニンの生成を抑制する効果があるといわれています。
〈肌荒れの予防〉
酒粕に含まれているコウジ酸には抗酸化作用があり、
肌荒れの原因になるニキビの生成を抑制するといわれています。
そのため、酒粕を利用することで、きれいな肌に整えるのを助けてくれます。
〈肌の老化抑制〉
高級美容液にも使われている老化予防に効果があるとされる成分の
フェルラ酸が、酒粕にも含まれています。
抗酸化作用により、細胞の老化を遅らせる効果が期待できます。
〈保湿効果〉
近年、酒粕や日本酒に含まれるα-EGには、
肌の真皮層のコラーゲン量を増やす働きがあるという研究結果が話題になりました。
これにより、酒粕には保湿する効果があるとされます。
〈ダイエット効果〉
酒粕には、脂質やたんぱく質の代謝やアミノ酸の再合成に不可欠なビタミンB群が豊富に含まれています。
ダイエットを考えている方は、汁物に酒粕を取り入れて野菜や肉と一緒に摂ると、
脂質やたんぱく質をエネルギーとして活用する助けになるでしょう。
ビタミンB群は水溶性なので、体内に溜め込んでおくことはできません。
いつもの食事に、こまめに摂取するようにしましょう。
様々な酒粕美容
ここでは、いくつかの酒粕美容の方法をご紹介していきます。
〈酒粕パック〉
酒粕パックは、コウジ酸の効能を効果的に活かせる方法です。
肌の保湿、美肌、美白に効果があります。
シミや、そばかすが薄くなり、顔のトーンが2トーンくらい明るくなります。
毎日パックしてもいいですが、週に3回くらいでも効能があります。
乾燥しがちな冬の季節は、顔以外でもひじ、膝、かかとなどに使うとしっとり保湿出来ますよ。
体質的にアルコールが苦手な方はやわらかめに作った酒粕パックを火にかけてアルコールを飛ばしてから
ご使用ください。
〈酒粕風呂に入る〉
寒い冬の季節は酒粕をお風呂に入れて温まりましょう。
酒粕をガーゼやお茶パックに包んだものをお湯のなかで揉み込めば、簡単に酒粕にごり風呂に。
お湯自体もとろみがついて滑らかになり、しっとり保湿しながら保温効果も増して、
体全体がぽかぽかと温まります。
乾燥しがちな季節も肌の表面を滑らかにしてくれます。
またアルコールも入っているので、皮膚表面の毛細血管の血流もよくなり、新陳代謝も活性化します。
〈食べて美肌に〉
魚、肉などを酒粕に漬け込むと酵素の力で柔らかくなり、美味しくいただくことが出来ます。
また、保存もきくので一石二鳥ですね。
その他、酒粕で作るピクルスも今人気があります。
酒粕、みりん、塩、酢を入れて混ぜます。
そこにカットした野菜を入れ2時間くらいつければ味がしみこんで美味しい漬物になります。
様々な方法で美味しく摂取して美肌になれたら嬉しいですね。
まとめ
酒粕は美容の効果が高く美肌になれるのですね。
酒粕の摂取方法はいくつかありますが、毎日食事に摂りいれたり、
実際の酒粕でパックするのは、なかなか難しいかもしれません。
そんな方にはぜひ、蔵元の雫のシリーズをお試しいただきたいです。
蔵元の雫を毎日のスキンケアに取り入れて頂ければ、手軽に酒粕の美肌効果を実感して頂けるはずです。
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